WCDとは

着用型自動除細動器 Werarable Cardioverter Defibrilator：WCD

着用型自動除細動器(WCD)は着るベストタイプの除細動器で、突然の心停止に対する治療選択肢の１つです。
素肌に直接着用して患者さんの心電図を常に監視し、致死性不整脈を検出した場合、心拍を正常に戻すためおおよそ1分以内に自動で電気ショックが起こります。

WCDは除細動が必要な場合、自動で電気ショックを行うので、就寝中などひとりのときも安心です。
WCDは着用型のため手術は不要です。また、着脱式のため、使用を中止する際は脱ぐだけで直ぐに使用を終了することもできます。

WCDにより除細動が必要と判断された場合、これから電気ショックが流れることを3段階のアラームでお知らせします。
いずれの段階でも装置（コントローラ）を操作することで、ご自分で電気ショックを回避することができます。

WCDに関する詳細情報はWCD情報サイト「WCDドットコム」よりご確認ください。

WCDドットコムコンテンツ

心臓と除細動・・・致死性不整脈と迅速な除細動治療の必要性をわかりやすく説明しています。
WCDとは・・・WCDの特徴、構成、電気ショック作動時の対応、着用の条件などを説明しています。
患者さんの声・・・WCDを着用した患者さんのインタビュー、主治医のコメントを掲載しています。随時更新されます。
WCD処方可能施設・・・WCDは日本不整脈心電学会により臨床使用に関する条件が定められています。WCDの処方が可能な全国のご施設を検索できます。